私信 D居さんおめ〜。「激励の加護」は大活躍でしたか?w

 いつも思うことなんだけど、書いたものがどう読まれてるかってこと。よんごく君とも話したんだけど、反響が分かんないからBBS欲しいねって。あとそもそも、マジック関連からくる人がこんなページ見てどうなのかなぁと思ってみたり。

 で、もっと根本的な所でどのように読むか、読まれるか?についてテキスト論という形でロラン・バルトが面白い事を書いています。

 書かれた作品は既に他者のものだ(作品の死)
(読む人ごとに解釈があるなら、ある意味を持つ「作品」という物は既に死んでいる。)

 作者は作品を生きることは出来ない(作者の死)
(同様に作品に込められた作者の意図という物も解体される。)

 決して語り尽くさぬこと、決して欲望し尽くさぬこと(テクストの誕生)作者が作品を生きるためには、内側に向かって終わりの無い物語が語られなければならない。

 この文章は、さいぴ〜が書いていますが、既にあなた用に変換されているとも言えます。さいぴ〜が「萌え〜」と言った時、あなたの中でそれがどのような形になるのかは判りません。ただ、その言葉の多様性に任せて続けるのみです。

 要するに読み(解釈)というものは多様で、決して意味に収まりきる物ではないということですね。文章(テクスト)は決して固定的なものではなく、読む人との、他の文章との関係性によって変化し、生成する存在である、と。(この作者の意図を超えるということや、内側に向かって語られる終わりの無い物語〜という部分などは近年の2次創作を思わせて興味深いですね。)

 だから願わくば、ステッキーな脳内妄想変換のままにさいぴ〜を楽しんで逝ってください。

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